※古いのでまた書き換えます(2014年)
実践ではなく実戦です。
SEOで戦う人向けの設定です。
検索結果で上位を目指してサイトを育てていく場合にやっておく設定方法です。
あまり難しい設定は面倒くさいよ〜という方向けです。
アフィリエイトでもWordPressを活用するシーンが増えてます。
ブログアフィリエイト、サイトアフィリエイト、Adsenseアフィリエイトなど広告収入を得るパターンや手法はいろいろあると思います。
個人的にもアフィリエイトサイトではWordPressを使うことがほとんどです。
以下に、記事を書くだけで検索上位を狙えるような設定、
いつも気をつけているSEO的設定をまとめます。
WordPressでSEOを強化するポイント
まずはサイト構築と記事を投稿する際のポイント2つです。
1,サイトタイトルの最適化
WordPressの管理画面における一般設定
これ大事です。
サイトのタイトル
ここで設定するサイトタイトルはトップページのタイトルに反映されます。
トップページのタイトルでタイトル分の前方に配置されるテキストです。
キャッチフレーズ
ここで設定するテキストは使うテンプレートによってはmetaDiscriptionに反映されます。ここにも検索で露出させたいキーワードを挿入しておきます。タイトルに入れたテキストなどと組み合わせて検索されることを想定してキーワードを選定します。
しかし、WordPressインストール時にデフォルトで設定されるテーマ(Twenty Tenとかのシリーズ)ではトップページのタイトルに反映されます。
例)タイトル設定:ホームページ作成ソフト.net
キャッチフレーズ:初心者向けアフィリエイトやネットビジネスにWordPressと人気のホームページ作成ソフトを活用するコツ
という風に管理画面で設定した場合、
そのサイトのトップページのタイトルは
ホームページ作成ソフト.net|初心者向けアフィリエイトやネットビジネスにWordPressと人気のホームページ作成ソフトを活用するコツ
というとても長いページタイトルになります。
複合キーワード検索を意識した場合、悪くはないですが文字数が多すぎますよね。
これではGoogleが推奨するタイトル文字数を大幅に超えてしまう上、検索結果で適正な表示がされない場合が多いです。
実際にこのサイトのトップページのページタイトルはこのようになっています。
WordPressで使うテーマやテンプレート次第ですが、このトップページにおけるHTML上のタイトルが自分の思うものと同じにならないのは良くないことです。
こちらはプラグインを使ってタイトルをこのように意図したものに変更しております。
- 検索されやすいキーワードを2つほど
- ややキャッチーなページタイトル
こんなところを意識してタイトルが表示されるように気を使ってます。
※後述するテンプレートやプラグインでこのあたりの設定を自動化しています。
使用するプラグインについては後述します。
続いて投稿についてのSEO設定ポイントです。
2,個別記事、ページタイトルの最適化
最近のGoogleは、いや以前から変わらないのですが「より評価の高いページ」を検索結果の上位に表示しやすい傾向があります。
つまりSEOを考える上で何等かのキーワードで上位表示させる場合、サイトのトップページで検索上位を狙うのもひとつですが、記事単体ページで検索上位する方法も忘れてはいけません。
WordPressで記事投稿する際のSEO設定
- 記事タイトルにキーワードをいれる
- 記事中にキーワードをいれる
- 関連するキーワードを含む適切な文章
といったところに配慮します。
設定でもなんでもなく、ただSEOを意識して書くだけです。
考え方などについては後述する参考サイトをご覧ください。
投稿ページにおけるmetaタグの設定
実はここがポイントです。
WordPressのテーマがデフォルトやSEO向けの配慮がなされていない場合、meta DiscriptionやMeta keywordが抜けたページを生み出すことが多くあります。
抜けてるだけならいいのですが、全てトップページと同じものになってしまうテンプレートもあります。これはSEO的にはよくないです。
投稿ページのmetaタグをページごとに個別設定するには
All in One SEO PackのようなSEO用プラグインをインストールする。
その上で記事投稿時にメタキーワードやディスクリプションを書き加える。
これによって記事ごと、個別ページごとにメタタグやページタイトルをより詳細に設定可能です。
ただ、
テンプレートについては後述します。
3,トップページの書き換え
実は一番影響力が出るのがこのトップページの書き換えです。
書き換えといっても難しいものではなく、
トップページにも新着記事リストだけでなくコンテンツを持たせる
ということです。
【図解】
この図のように通常WordPressではトップページが
- ヘッダー
- メインコンテンツ
- サイドバー
- フッター
というブロックで構成されています。
このメインコンテンツの部分が通常新着記事リストになっていて、何らオリジナルコンテンツと呼べるものが無い状態です。
トップページはサイト内を案内出来るインデックス的(メニューのような)存在であるべきですし、それらリンク先ページを補佐する説明ページ(コンテンツ)としてユーザーにわかりやすく仕上げておくべきです。
企業のサイトでもWordPressは多用されていますが、ただ単にブログ記事だけがトップページに並んでるなんてことはないですよね。
トップページにサイト全体、ドメイン自体で狙うキーワードに言及したコンテンツを持たせ、その上で書く記事コンテンツへリンクすることで
- トップページの評価向上
- そこからリンクされたページの評価向上
というSEO的にも大きなメリットを受けやすいです。
WordPressトップページの編集方法
WordPressの外観→テーマの編集を選びます。
使ってるテンプレートやテーマ次第ですが必ずindex.phpというものがあります。
このindex.phpがサイトのトップページを表示するための役割を持ってますので、ここに普通のHTMLでいいのでコンテンツを作成します。
コンテンツの編集はとても簡単
- WordPressの記事投稿ページで非公開の記事を1個作って
- その記事のHTMLソースをそのままコピペ
これで画像配置や見出しなどのデザインなども全てサイト全体のデザインに合わせてトップページへ表示可能になります。
簡単でしょ♪
是非Googleに評価されやすいひとつのコンテンツとしてのトップページを作成してみてください。
では、続いて
4,アイキャッチの設置
アイキャッチの設定というとデザイン面の向上といった印象を受けがちですが、昨今のGoogleはサイト内の回遊を評価しやすい傾向があります。
となると
- 検索でサイト内の記事Aへ訪問してくれた人
- たまたま記事を読んでててサイドバーのアイキャッチが身目に入る
- ついでにそのアイキャッチの記事Bへ訪問
このような流れが生まれやすいようアイキャッチを設定したいものです。
サイトの訪問者(UU(ユニークユーザー))が1度の訪問で複数のページを見てもらえるとサイト全体のPVもアップします。
PVのアップ自体が直接Googleの評価になるわけではありませんが、
よく見られるページは閲覧者の評価が高いページ
となり
閲覧者の評価が高いページはいずれGoogleの評価も高まります。
※(評価が高まるにはリンクが集まるとかとにかくよく閲覧されているなどの条件が蓄積されてのことです)
特にパンダアップデートやペンギンアップデートを実装した最近のGoogleでは外部リンクをもらうことも重要ですが
「より多くの人(IP)」に見てもらってることがページ評価に対して非常に重要視しているように感じています。(あくまでも実戦経験からの個人的実感です)
そういうこともあり閲覧ユーザーに対して少しでもサイト内の見て欲しいページへ訪問してもらうために目に止まりやすいアイキャッチの設定は積極的に行いたいものです。
アイキャッチの設定方法
WordPressが自動的に拾い上げるPV数に応じて人気記事をピックアップするプラグインがあります。
人気記事についてはこのWordPress Popular Postsを使うといいです。
アイキャッチのサイズも調整可能です。
ウィジェット設定でサイドバーや記事エントリーの最後あたりへ設置すると見立ちやすいでしょう。
最近の記事にアイキャッチを入れるには
phpやHTMLを多少いじれるスキルが有ればいろんな方法がありますが、私達初心者は最初からアイキャッチ表示が設定されたテンプレートを使うのが一番いいです。
アイキャッチが自動的に表示されるテーマを作る開発者は大概の場合SEOも考慮して画像サイズや見た目のよさ(UI)にも配慮してくれています。サイト内の回遊率をアップさせるためにも是非アイキャッチ自動表示のテンプレートを使いたいところです。
以上が、WordPressで実戦的SEO強化をする際に重要な施策です。
まとめると
- サイトタイトルをSEO的にしっかりと狙う
- 個別投稿(記事)のタイトルやメタタグを自動的に設定
- トップページ自体も評価されやすいコンテンツにする
- 訪問者のサイト内回遊を利用しGoogleによるサイト評価を高める
という施策を実践するためのものです。
これらの設定を行っておけば、あとは記事をしっかりを書くだけでけっこう検索で露出しやすくなります。
かけば書くほど検索で目立てるよう是非設定しておきましょう。
とても便利なプラグイン
以下に、前述の大きな設定をする際、とても便利なプラグインを説明しておきます。
All in One SEO Pack
- サイトタイトル
- サイトのディスクリプション
- ページタイトル
- ページのディスクリプション
- メタキーワード
など各ページのメタタグを適切に設定する際役立ちます。
カテゴリーやタグページをGoogleにインデックスさせないようにする設定も可能。(あまり使いませんがデフォルトではカテゴリーページがnoindexになってます)
インストール方法
WordPressの管理画面でプラグインを選択し検索すればみつかります。
人気のプラグインをクリックすればリストアップされてるのでスグにインストール可能です。
WordPress Popular Posts
こちらもプラグインの新規インストールから探せば出てくるのでそのままインストールし有効化。
設定はWordPressの管理画面「設定」に新たなメニューWordPress Popular Postsが出てきますのでそちらで表示する投稿数やアイキャッチ画像のサイズ変更も可能です。
このように管理画面で人気記事の閲覧数も確認できるのでサイト管理の喜びが少しアップしますね。
では、
新着記事のアイキャッチを自動的にトップページへ表示したりサイドバーに表示させるために便利なWordPressテンプレートをいくつか紹介しておきます。
SEO的に使い勝手のいいテンプレート
こちらで紹介するテンプレートは
- タイトルの吐き出し
- メタタグの生成
- アイキャッチの自動表示
- 記事ページが読みやすい(見出しなどのCSSが秀逸)
といった条件でセレクトしています。
Stinger
非常に有名な無料のWordPressテンプレート。
- トップページやサイドバーへアイキャッチ自動表示
- 記事ページがとても読みやすくCSSが秀逸
- レスポンシブウェブデザインでスマホ表示も最適化
- 記事編集時WordPressデフォルトテーマのようにページ上部に編集リンクが表示される。
- アフィリエイト向けSEOが重視されている(フッター部分のトップページリンクに細工がある)
といったSEO的にサイト育成する際にもメリットの多いWordPressテーマです。
Simplicty
このサイトで使ってるWordPressテンプレートです。
個人的に使い勝手がいいのでよく使います。
- トップページやサイドバーへアイキャッチ自動表示
- 記事ページがとても読みやすくCSSが秀逸
- レスポンシブウェブデザインでスマホ表示も最適化
- 関連記事や人気記事もプラグインなしで記事下などへ表示可能
- メインコンテンツの上下やさまざまな位置へウィジェット追加出来る機能
- サイトカラーの変更が管理画面で自由自在
など、HTMLやPHPに精通していない素人な私でもWordPressを自由自在に扱えた気分になるテンプレートです。
SimplicityとWordPressの使い勝手がお気に入り
WordPressのSEO設定で参考になる記事3つ
ここまでは私個人の考えによる最低限の設定です。
SEOは基本的概念は同じでも人によって考え方や注力する方向にばらつきがあります。
そのばらつきも理解できれば、より自分にマッチして検索者にもリーチしやすいSEO設定が出来ることでしょう。
以下にWordPressでSEO設定をするのに参考になる記事をピックアップしておきます。
いろんなところでXMLサイトマップの生成を推薦されてますが個人的な実践(100サイト以上)では必要ないと感じています。(ウェブマスターツールへの登録が面倒ですしアフィリエイトサイトでブラックな手法を使う場合はWMT登録自体危ないですから)
WordPressのSEO効果を劇的に高める5つの基本項目の設定方法
メタタグの設定を中心に解説。サイトマップの設定解説もありますが、ここまでやりたい人はやっておいてもいいでしょう。個人的にこれをやってSEO的にどうか?を考えた際個別記事の検索順位で多少は影響があるかもしれないと思います。(私は設定しません)
WordPressのSEO対策に役立つプラグイン9選&設定例、これでSEO対策バッチリ!
SEO的なセッティングをするのに便利なプラグインを多数解説してくれているページです。こちらではSEO by Yoastがピックアップされていますが、普通に記事書いてそのまま自動的にディスクリプションやメタキーワードが反映されるほうがいいという場合はAll in One SEOパックでいいと思います。
WordPressのSEOを強化する!プロが教える7つの設定
こちらはSEOコンサルティングのプロが書いたエントリーです。ぜひ熟読してください。細かなWordPress設定も大事ですがWordPressというサーバー上で動くプログラムは設置したサーバー次第で表示速度が異常に遅くなることが有ります。この表示速度の異常低下はGoogleの激しい評価対象になり得ます。
実際に私もページの表示速度が遅くなり(8秒超えて)検索1位から100位圏外まで飛んだことが数サイトあります。(速度向上ですぐ戻ったので間違いなく評価されます)※これは使用するプラグインの組み合わせが悪く表示速度を劣悪にしていた私個人の例です。
以上、
個人的に忘れっぽいのでまとめておきました(笑)。