SEOという言葉の意味をどうこういうのは一旦置いといてください。
このグラフはAというサイトのコンテンツをまるごとBというサイトに入れ込んでGoogleによってどのように検索結果に反映されるかテストしたものです。※2014年3/1〜3/22までのグラフ
コピーコンテンツがどれくらい早くGoogleにバレるのか?
人柱的な実験です。
そして警鐘でもあります。
だから絶対にやっちゃダメです。
では、経緯を解説します。
サイトAの状況
- もともとあったアフィリエイトサイト100記事以上
- WordPressによるサイト
- 運営は4年ほどのドメイン
- 記事は3年かけてちびちび増加したサイト
- もともと記事更新のみでロングテール露出していた
- ライバルが増えたので外部リンク入れた(それなりにばれないようやってます)
- その結果アクセス減少
3/9まではこのサイトAのみで1日のUUが20〜50程度
そんな状態のサイトです。
サイトAはもともと1日200uuくらいあったのですが過去に自作リンク施策を行い、
2度目のペンギン以降ややペナルティ気味の状態。
アクセスが10分の1になってる状況でした。(たまにアフィリエイト報酬が発生する程度)
それなりに競合のあるジャンルでほぼロングテールの細かいところでアクセスを取る設計のアフィリエイトサイトです。
コピーの流れ
- このAサイトの記事をまるごとWordPressのエクスポート機能で吐き出し
- コピーコンテンツを新しいサイトBへ生地を流し込みました。
コピーコンテンツとなりにくいよう文字一括変換でそれなりに言葉を変更させてサイトBへエクスポートファイルをインポート。
2007年ごろなら普通に通用した手法です。(バレにくかった)
サイトBは3/8にドメイン取得、翌日コピーコンテンツをインポート
その結果
3/10からいきなりサイトBのロングテールキーワードで検索経由のアクセスが急増
3/14くらいまで急激にアクセスが増えてます。
しかしそれも3〜4日で終了
その後サイトBへのアクセスは激減しサイトAのアクセスも若干減少
ポイントはここです
サイトAのアクセスも減少したこと
これが何を意味するのか?
あからさまな重複コンテンツをweb上に公開し、検索結果を荒らそうとする行為
Googleにそう想われたとすれば元のサイト(ドメインやコンテンツ)の評価も下がる。
という状態になる可能性があるということです。
2007年頃にもよくこういうのやってましたが、もうちょっと(半年くらい)持ったように記憶しています。
2009年頃にはそれ以上に長くこういうコピーコンテンツ(重複コンテンツ)が検索上で生き延びたように記憶しています。
自動でばれたのか?ライバルの通報が原因か?
どっちかわからないですが、
こういうことしても先がないということです。
たぶん、
パンダアップデートの影響ですね。
パンダ以前はこういう極端にすぐに堕ちるようにはならなかった。
しかし今回の実験では低俗コンテンツとみなされたのか、
単にバリバリの重複コンテンツとみなされたのか?
一旦は多くのロングテールで検索上に広く露出は出来たものの、あという間に消されてしまいました。
ちなみに現時点でドメインはGoogle八分(検索除外ドメイン)にはなっていません。
よく重複コンテンツの話題が出ますが、
極端な例をあげるとこういうのもあります。
- URLの吐き出し構造
- ページ内のコンテンツ(テキスト、画像)
大きくこういうものがイコールになりやすいサイトは
- 後発のサイトが検索から消え
- 元のサイトも一旦再評価対象に置かれる
といった可能性があります。
あとがき
Google様へ
すいません、完全な検索結果へのスパム行為です。
ご迷惑おかけいたしました。
収益が落ちたサイトとはいえ、無茶してもどうにもならない。
過去のリンク施策とか反則行為がそもそもダメなんですね。。
元のサイト、、
一応収益あるので元に戻ってほしいものです^^;
こういうのSEOとは言いませんのであしからず(・ω<)