WordPressでサイトを構築したらSEOの面で出来るだけ早期にやっておきたいことのひとつにGoogleウェブマスターツールの登録(設定)とXXMLサイトマップの登録があります。
このサイトマップは作ってGoogleへ登録する必要があるのですが、WordPressならxml形式のサイトマップも自動で生成してくれる便利なプラグインがあります。
WordPressでサイトマップ自動生成するXML Sitemap Generator for WordPress
本当に便利なプラグインなので使い方インストール方法を解説しておきます。
XML Sitemap Generator for WordPressインストール方法
WordPressの管理画面「プラグイン」で新規インストールを選択して画面をひらく。
XML Sitemap Generator for WordPressと検索するとこのプラグインと同名のものが出てきますのでインストール。
インストール後の画面が↑の画像。
サイトマップはまだ構築されていません。こちっらをクリック
をクリックします。
これでサイトマップ完成です!
早い、ワンクリックで高性能なxmlサイトマップが生成されます。
生成されるサイトマップはこんな感じ
Monthly Weeklyなど自動的に更新ペース(Change Frequency)が設定されてます。
※昔はSEO意識して手書きでこういうのちびちび書いてた時もあるので超便利なプラグインです。
Googleウェブマスターツールへのサイトマップ登録方法
※Googleウェブマスターツールの開設が出来てない方はまずウェブマスターツールのアカウントを作りましょう。
WordPressのプラグインが生成したサイトマップはGoogleに対するものです。
作ったら登録しないと意味がありません。
登録するにはウェブマスターツールへログインして概要ページにある
「サイトマップ」をクリックして進めます。
サイトマップの追加テストというリンクが出るのでさらにクリックして進む
生成されたサイトマップのURL(最後のファイル名 sitemap.xml)をここに入力します。
これでGoogleウェブマスターツールへの登録は完了です。
こんな画面が出るので「閉じる」を押して大丈夫です。
XML Sitemap Generator for WordPressの設定方法
XML Sitemap Generator for WordPressの基本的な設定はインストールするだけで完了しています。
特段デフォルトの設定を変更する必要は無いと思いますが、「SEOへのコダワリ」がある方は一部変更してもいいでしょう。
ホームページ作成初心者の方には少し難しい話になりますが、
以下にサイトマップがSEOとどういう関係があるのか個人的な見解を説明しておきます。
サイトマップとSEOの関係
さて、サイトマップは何のために用意するのでしょうか?
Googleがウェブマスターツールへxmlサイトマップをアップロードさせるようになったのは2004年頃。
この当時は今のようにブログが主流ではなくホームページ作成ソフトで作った「手書きのHTMLページ」がインターネット上に多かった時代です。
Googleへ下層ページもインデックスさせるためのサイトマップ
当時のGoogleクローラーはサイト内の各ページのリンクを辿ってサイト内にある全てのページをインデックスさせようとしていました。
Googleは世界最大の検索エンジンになるために世界各国のいろんなウェブサイトへクロールする努力をしてGoogleサーバーへの検索向けインデックス数は急激に伸びていきました
当時のGoogleのクロールロボットの活動は非常に活発でした。
しかし、
そんなGoogleボットでも見つけきれないページは多く存在しました。
Googleのインデックス増加への手助けとして
webサイト管理者もサイト内の各ページの存在をより多くインデックスさせるためにxmlサイトマップを作りGoogleウェブマスターツールへ登録するという作業を行うようになりました。Googleもこの作業を推奨しています。
Googleはウェブマスターツールへの登録を推奨し、登録することで検索インデックスが活性化しあなたのウェブサイトが検索で見つかりやすくなります。
とxmlサイトマップの登録を推進させました。
実際のところGoogleサイトマップはSEOに効果的なの?
今ではブログ更新するだけでPINGが飛び、Googleはあらゆる方面から新しい更新をキャッチ出来る環境です。
ページを更新したらTwitterやFacebookで共有すればリンクが生まれることでページの存在をGoogleへ知らせやすい環境となりました。(リンク通知によるインデックス促進効果)
サイトマップは手書きのウェブページには効果的
昔は手書きのHTMLページなどが主流だったのでページを更新してもブログのようにPINGは飛びません。
Google社が設定してる各サイトへのクロールは有名サイトへは頻繁にクロールするものの、小規模サイトや個人の日記などにはクロール頻度は低いものでした。(これは今もそうですが)
手書きページをGoogleへインデックスさせるという目的ではサイトマップはSEO面でも効果的と言えます(あくまでもインデックスさせるだけですが)。
Googleのクロールとは
Googleがクロールしてきた時に新しいページがインデックスされ、更新したページが再インデックスされるというものです。
そういった流れで考えると、今の時代もこれからもPINGが飛ばないサイトやWEBページの更新についてはその動きを知らせるためにsitemapを書き換えることで更新した事実をGoogleへ伝えることが出来ます。
まあ、今ならサイトマップでGoogleへのインデックスを手伝わなくてもTwitterでURLつぶやくなどすればGoogleは何らかの形でキャッチしてくれますが。。(インデックスするかどうかはGoogle次第です)
WordPressの場合サイトマップは必要なの?
先に述べたような考えで見てみると、WordPressのようなPINGを飛ばすブログタイプのCMSの場合、わざわざサイトマップをGoogleウェブマスターツールへ登録する必要があるのか?
と思ってしまいます。
私個人の考えでは、ブログ(WordPress)の場合、
サイトマップ登録しようがしまいが検索順位に影響は無い
と考えています。
ただし、WordPressの場合
タグページやカテゴリーページがサイト内の重複コンテンツとしてGoogleに判断されてしまうこともあります。
Googleの規約違反(スパムリンクビルディング)などを行ってなければあまり起こらない重複扱い(ペナルティ)ですが、まれにこういう判断がなされてしまうことも有ります。(タグ設定とカテゴリー設定が不適切な場合)
こういったGoogleの自動判定による重複コンテンツ扱いによる評価のマイナスを防止するためにサイトマップを使うというのもひとつの考え方です。
Googleによる重複コンテンツ扱いの防御策としては別途SEO用プラグインの項でお話したいと思います。
個人的なXML Sitemap Generator for WordPressの設定
長々と書きましたが、そういう考えなので以下のように設定しています。
カテゴリーSEOを意識したセッティング
これが↑デフォルトの設定ですが、個人的にはWordPressのカテゴリーをサイト内の情報カテゴリーとして分類する方向でサイト運営を行うため、カテゴリーもサイトマップ上に書きだすようチェックを入れます。
WordPressの運用方法にもよりますが、
情報のジャンルを区切って、
さらに詳細カテゴリーも分ける
という方向でサイト運営をするのであれば、
WordPressが生成するカテゴリーページ(アーカイブ)は情報の一覧ページとして閲覧者にとっても非常に役立つものです。
このサイトではそういった方向性を意識して守れるよう、カテゴリーページも有意義なものになれるよう更新していきたいと思います。
このサイトでもあえてXML Sitemap Generator for WordPressを設置してサイトマップを生成させましたが、これはなんというか、、、
おまじないです(笑)。
コメント
私も以前からずっとこのプラグインを使っていたのですが、今日新たにインストールしたWordPressからインストールしようとしたら、このプラグインがwordpress.org?からなくなっている?感じでした・・・